有吉べらぼう出演が話題｜役柄と見どころまとめ

お笑い芸人の有吉弘行が、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演することが発表され、大きな話題となっています。8月31日放送の第33回「打壊演太女功徳」では、服部半蔵の末裔という役どころで登場し、松平定信（井上祐貴）に重要な知らせを届ける密使を演じます。大河ドラマへの出演は今回が初めてであり、2009年以来16年ぶりの時代劇出演です。

有吉弘行が演じる役柄

有吉が演じるのは、徳川家康を支えた服部半蔵の子孫。松平定信に重大な報せを伝える役どころで、冷静沈着な佇まいと観察眼が求められる密使として登場します。有吉は収録を振り返り「100点と言うしかないですね」と自身の演技を評し、さらに「カツラと刀の重さで大変だった」とユーモアを交えてコメントしました。

べらぼうのキャスティングの妙

『べらぼう』は、芸人を積極的に起用することで知られています。ネプチューンの原田泰造、ダチョウ倶楽部の肥後克広、鉄拳、コロチキのナダル、ピースの又吉直樹など、多彩な顔ぶれが江戸の町を彩っています。彼らは単なる「お笑い要員」としてではなく、真剣な芝居を求められ、その個性が作品のリアリティを高めています。

ドラマ『べらぼう』の概要

本作は“江戸のメディア王”と呼ばれた蔦屋重三郎の人生を描くオリジナル大河ドラマです。主人公・蔦屋重三郎を横浜流星が演じ、脚本は森下佳子氏が担当。蔦重が喜多川歌麿や葛飾北斎、東洲斎写楽を世に送り出し、江戸文化を盛り上げていく姿を描きます。作品は笑いと涙、謎が交錯する痛快エンターテインメントに仕上がっています。

視聴者の期待と反響

視聴者からはすでに「有吉の侍姿が見たい」「どんな演技をするのか楽しみ」といった声が上がっています。有吉はバラエティ番組では鋭いツッコミと毒舌で知られますが、その観察力と声の存在感が大河ドラマの舞台でどのように映えるのかに注目が集まっています。彼の登場は、これまで大胆なキャスティングで話題を呼んできた『べらぼう』において、象徴的な出来事といえるでしょう。

関連番組での裏側

有吉が出演する『有吉のお金発見 突撃!カネオくん べらぼう＆豪華コラボ！花の都・江戸SP！』では、収録の裏側が紹介されました。撮影現場での有吉の姿や、侍役に挑む舞台裏を垣間見ることができる内容となっています。