海外旅行でeSIMを買ったのに現地で繋がらないと、地図も翻訳も配車アプリも使えず一気に困ります。さらに「使えなかったのだから返金してほしい」と思っても、返金されるかどうかは原因と事業者の規約によって変わります。
IIJmioは2026年3月に海外渡航者向けの「IIJmio 海外eSIM」を開始し、購入後の設定や通信トラブルは24時間対応の有人チャットサポートを用意しています。公式情報はIIJmio海外eSIM提供開始のお知らせで確認できます。
海外eSIMが繋がらない主な原因
繋がらない原因で多いのは、端末がeSIM非対応、SIMロックが残っている、購入した国・地域が違う、APN設定が未設定、データローミングがオフ、主回線と副回線の設定ミス、現地通信会社の電波が弱い、というパターンです。
特にiPhoneでは、以前の格安SIMプロファイルが残っていて通信がうまくいかないことがあります。AndroidでもAPNを手入力しないと使えない場合があります。購入前に、対応国、対応端末、利用開始タイミング、インストール期限を必ず確認しましょう。
返金できるケース・できないケース
未使用・未アクティベートなら返金やクレジット対応が認められる事業者もあります。一方で、すでにインストール済み、アクティベート済み、利用期限が始まった後、または利用者側の端末非対応・設定ミスが原因の場合は、返金されにくいです。
通信障害や事業者側の問題で使えなかった場合は、返金や代替eSIMの対象になる可能性があります。ただし、問い合わせ前に自分でeSIMを削除すると、検証できず不利になることがあります。削除する前にサポートへ連絡しましょう。
問い合わせ前に残すべき証拠
- 購入日時、注文番号、購入プラン、対象国
- 端末名、OSバージョン、SIMロック解除状況
- eSIMの有効化画面、APN設定、データローミング設定のスクリーンショット
- 現地で圏外・通信不可だった画面
- 試した再起動、回線切替、APN設定の内容
サポートへは「繋がりません」だけでなく、対象国、端末、設定画面、試したことをまとめて送ると対応が早くなります。
現地でまず試す復旧手順
- 機内モードをオン・オフする
- 端末を再起動する
- モバイルデータ通信の回線が海外eSIMになっているか確認する
- データローミングをオンにする
- APNを事業者指定どおりに設定する
- 自動ネットワーク選択を切り、現地キャリアを手動選択する
- それでもダメならeSIMを削除せずサポートへ連絡する
IIJmioユーザーの場合、通常の海外ローミングと海外eSIMの違いも理解しておく必要があります。詳しくはIIJmio海外ローミングの注意点で整理しています。
まとめ
海外eSIMが繋がらない時、返金できるかどうかは「未使用か」「事業者側の問題か」「利用者側の設定ミスか」で変わります。購入前の対応端末確認、現地でのスクリーンショット保存、eSIMを削除する前のサポート連絡が重要です。
旅行前には、eSIMだけに頼らず、空港Wi-Fi、ホテルWi-Fi、予備の通信手段も準備しておきましょう。通信が止まると、ホテル予約や決済トラブルにもつながります。

